【蕎麦探訪No.2】栃木県日光市の「三たてそば 長畑庵」

他の記事→【蕎麦探訪】東京都奥多摩町にある「丹三郎」を紹介 (kiriuan-akiruno.com)

栃木県日光市「三たてそば 長畑庵」の店舗情報

【三たてそば 長畑庵】挽きたて、打ちたて、茹でたてのお蕎麦を求めて日光へ

今回は栃木県日光市長畑にある「三たてそば 長畑庵」に伺います。

ところで栃木県は本当にお蕎麦屋さんが多い県なんです。

平日でもお客さんがたくさん入るお店が、いっぱいあるんですよね。

その中でも有名なのが三たてそばです。

三たてそばとは「挽きたて、打ちたて、茹でたてのお蕎麦」のことを言います。

何度か若いころお店に伺ったことがあるのですが、素朴な感じで美味しいお蕎麦屋さんです。

最後に行ってからだいぶ月日が経ちましたが、今回また伺う機会ができました。

正面に日光連山が見えてきました。

雪が被っていて中々良い景色です。天気も良いからより一層美しく見えますね。

そしていよいよ鹿沼から日光例幣使街道を走って日光に向かいます。

日光例幣使街道にはスギの並木道が続いていて、世界最長の並木道としてギネス記録に登録されています。

道の両サイドに杉並木がずーっと並び、木漏れ日が降り注ぐような感じです。

木漏れ日がきらきらと優しく輝いて、もうすぐ春がやってくることを教えてくれます。

この道を10分ほど走ると「三たてそば 長畑庵」に到着します。

【三たてそば 長畑庵】お蕎麦だけのメニューでも納得のおいしさ

「三たてそば 長畑庵」に到着しました。

白抜きされた紺色ののれんが目印です。

動画撮影の許可もお店の方から無事にもらえたので、さっそく入店します。

メニューに書かれているのは、飲み物を除くとお蕎麦だけです。

創業されてから天ぷらものなどは売り出されていません。

「長畑のお蕎麦をそのまま味わってほしい」という、創業者さんの強い気持ちがあるからです。

ただ冬季は限定でけんちん汁が売られています。

冷たいもりそばと温かいけんちん汁の組み合わせは、心惹かれるものがありますね。

そうこうしているうちに、注文した2号盛り（二合打）のお蕎麦が運ばれてきました。

細切りの三たてそばがザルに盛られています。

早速お蕎麦をいただきたいところですが、まずはそばつゆを一口いただきます。

美味しいつゆに思わず顔がほころびます。

そばつゆを飲んだ後は、さぁお待ちかねの三たてそばです。

これは美味い！

「三たてそば 長畑庵」のそば粉はその日に使う分を午前中に製粉しています。

風味がよく細切りなのにコシもちゃんとあって、とにかく「絶品」の一言です。

あっという間に完食しちゃいました。

どんどんお腹の中にに入っていって自分でも驚くぐらいです。

もちろん蕎麦湯も忘れずにいただきました。

美味いそばつゆと合わさった蕎麦湯が、美味くないわけがありませんよね。

こうしてお蕎麦も蕎麦湯も残さず全部いただきました。本当に美味しかったです。

【三たてそば 長畑庵】お店を後にして癒しの田園へ

大満足でお店を後にしました。

三たてそばのお店に来たのは10～20年ぶりなのですが、久しぶりに美味しいお蕎麦をいただくことができて嬉しかったです。

「三たてそば 長畑庵」を出た後は田園の方へ歩いてみました。

後ろには雪を被った日光連山が見えて、手前には用水路がちょこっと流れています。

これが春を迎えると田んぼの水になるわけです。あたたかい春が訪れるまで、あともう少しですね。

何度も繰り返しになりますが三たてそばが本当に美味しかったです。

美味しいお蕎麦を食べられて、田園で癒しの時間を過ごすことができて。

本当に日光に来てよかったなと心から思います。

田園風景も美味しさの1つなんだとつくづく感じました。

こうやってのんびり風景を眺めているだけでも、まるで心が洗われるようです。

山里の田園風景は、たまらなく心に栄養を与えてくれるなと感じました。

栃木県に出かけるときは、ぜひお店も田園も訪れてみてください。

それでは今回は以上となります。

屋号	三たてそば 長畑庵
住所	栃木県日光市長畑635-1
営業時間	11:00~15:00 （最終入店14:30）
定休日	火・金　※祝日の場合は営業
電話番号	0288-27-2488
駐車場	有り（20台）
最寄り駅	東武鉄道日光線・明神駅
公式サイト	【公式サイト】三たてそば 長畑庵 (nagahata-an.jp)