桐生辰夫皆さん、こんにちは!
美味しいお蕎麦屋さんを伝えるために全国を旅している、桐生庵店主の桐生辰夫です。
今回ご紹介する、茨城県つくば市筑波山の麓にある「そば心 ゐ田」さんは、十割蕎麦が自慢の古民家を利用した趣のあるそば店です。
店内には大きな梁や囲炉裏を備えた和の空間が広がり、落ち着いた雰囲気の中で食事を楽しめます。
蕎麦は、石臼で製粉した蕎麦粉を使った十割蕎麦が特徴で、一般的な蕎麦よりもかなり太い「極太蕎麦」!香ばしさとしっかりとした食感を楽しめることで知られています。
私のような蕎麦職人としてはそれはもう感激の蕎麦で…蕎麦の味そのものをじっくり味わいたい人に注目されている一軒ですね。
ご主人がとても気さくな方で、蕎麦のこだわりについてたっぷりお話を聞くことができました!
それでは、「そば心 ゐ田」さんについて魅力をたっぷりご紹介していきます!
桐生辰夫YouTubeで動画もアップしているので、そちらも一緒に見ていただけると嬉しいです。
店舗情報

| 屋号 | そば心 ゐ田 |
|---|---|
| 住所 | 茨城県つくば市筑波552-3 |
| 営業時間 | 11:00~19:30 |
| 定休日 | 木曜日 |
| 電話番号 | 029-850-8082 |
| 駐車場 | あり |
| 最寄り駅 | つくばエクスプレス「つくば駅」から車で約20分/筑波山ケーブルカー「宮脇駅」から徒歩約16分 |
「そば心 ゐ田」さんへ出発!

「そば心 ゐ田」さんは、筑波山の山麓に位置する茨城県つくば市筑波にあります。
周辺には筑波山の豊かな自然が広がり、山道を進んだ先にある隠れ家のような立地が特徴です。
私は住所をナビに入れて案内通りに行ってみたのですが…山を登ったと思ったらまた降りて…のような、本当に蕎麦屋さんがあるのかな?と不安いっぱいでようやく到着しました。
のちにご主人に聞きましたら、麓の信号をまっすぐ登っていけば良いとのことでした…
口コミによりますと、店舗へ向かう最後の道は坂道になっており、「急坂」と紹介されているため、車で訪れる際はゆっくり進み、特に車高の低い車は注意が必要との声もあるようですので、みなさんご注意くださいね。
公共交通機関を利用する場合は、つくばエクスプレス「つくば駅」から「つくバス北部シャトル」に乗車し、終点の「筑波山口」で下車します。
そこから店舗までは約1.8km、徒歩約20分、ちょっとしたハイキングになりそうですね。
「そば心 ゐ田」さんに到着


にわか雨に降られまして画像が荒くなり申し訳ないのですが、迷いながらようやくお店に到着しました。
雨のせいかお客さんは少なそうな感じがします、これはゆっくりできそうです。




店の外観は古民家造り、中に入りますと昔懐かしい風景が広がってきました。
大きな梁や囲炉裏を備えた和の空間がたまらないですね。

そば心 ゐ田さんのご主人です!
店に入るとすぐに「こんな雨の中よく来てくれましたね〜!」と明るく出迎えてくれました。
趣があってどの席にも座ってみたくなりますが、奥の窓際の広い席に案内していただきました。
「そば心 ゐ田」さんのメニュー

- 蕎麦
-
- 鴨汁そば(2,300円~)
- つけそば(1,300円)
- なめこそば(1,900円)
- 山かけそば(2,200円)
- 天つけそば(2,900円)
- 単品
-
- そばがき(1,200円)
- にしん(1,000円)
- 鉄板焼(1,500円)
- 天ぷら盛合せ(1,800円)
いざ、実食!

お蕎麦を注文しようとすると、ご主人が何かを運んできました。
お通しみたいな何かかな?と思いましたところ

なんとお抹茶とお菓子が出てきました!
なんと贅沢なお蕎麦屋さんなのでしょう…
ご主人から「お抹茶をいただくときは、先にお菓子を食べてからいただいてください」とのお作法を教えていただきました。
お菓子は、麩菓子のような、パリッとした食感で甘みを感じました。
お茶のお作法を知らない私…器をくるくる回したりするのかと色々考えましたが、美味しくいただきました。

お蕎麦を待つ間、窓際に移動して景色を堪能できました。
ここはちょうど筑波山の中腹あたりで、景観の見せ方も含めてお店作りにはとてもこだわっていらっしゃるなぁと感じます。

お蕎麦を待っていますと、「そばがゆ」が運ばれてきました。
これはこれは…ご主人のこだわりが本当にすごいなぁと、感動です。
天ぷらを頼んだらそばがゆがついているようです。
蕎麦のいい香りがするおかゆ、とても珍しいですね、上品なお味で、美味しいです!

お蕎麦と天ぷらのセットがきました!
これはこれは、なんという太さ!!!
口コミで「極太」と言われているのも納得です。
色、長さ、ざらつき感、間違いなくこれは質の良い十割蕎麦!

ご主人から天ぷらの食べ方を教えていただきました!
「野菜は冷めても変わらず美味しいから、揚げたては海老から!もったいないから後で食べるなんて、だめ」

「うちの蕎麦、硬いし短いし食べにくいよ〜!笑」なんてご主人。
でもそれがいいんですよね、本物の十割蕎麦の証といいますか。
「もちろん蕎麦の修行には行ったけれど、これは昔ばあちゃんが作ってくれたような蕎麦なんだよね」
ああご主人、わかります、昔ばあちゃんが作ってくれた蕎麦って、つなぎもなかなかなくて、こういうボソボソとした長さのない蕎麦でしたよね。
ご主人と話して、昔のことを思い出して懐かしみながら蕎麦を頬張りました。
ここの蕎麦には昔懐かしさと、ご主人の深いこだわりと愛情を感じます!
「硬いし短いし食べにくい、でもそれがうちの売りかな。ゆっくり噛んで食べてな〜!」

短いお蕎麦なので、最後はつゆの器に直接流し込んで食べました。
こんなに蕎麦の味を濃く感じるものは久しく、1本も残したくないですね。

最高のお蕎麦でした、大満足です。
本当にいいお店を見つけました、ご主人本当にありがとうございました!
まとめ

今回も素晴らしいお蕎麦をいただくことができました!
お店にたどり着くのに時間がかかり、ここまで来れるかどうか心配でしたが、蕎麦職人人生で「そば心ゐ田」というお店を訪れることができて本当に嬉しかったです!
今回は初めてなので天ぷらそばを注文しましたが、名物は「鴨汁蕎麦」とのことなので、ご主人の温かさと蕎麦への情熱に会いに、また絶対に訪れたいと思います!
店舗情報と口コミ

| 屋号 | そば心 ゐ田 |
|---|---|
| 住所 | 茨城県つくば市筑波552-3 |
| 営業時間 | 11:00~19:30 |
| 定休日 | 木曜日 |
| 電話番号 | 029-850-8082 |
| 駐車場 | あり |
| 最寄り駅 | つくばエクスプレス「つくば駅」から車で約20分/筑波山ケーブルカー「宮脇駅」から徒歩約16分 |
蕎麦を食べに来たはずが、気づけば「蕎麦の楽しみ方」を丸ごと教えてもらっていました。
今回いただいたのは天そばの大盛り。一緒に来た方は鴨そばの大盛りで、そちらも少し分けてもらいました。結論から言うと、どちらもめちゃくちゃ美味しい。そして、料理だけでなく店内の空間や店主さんとのやり取りまで含めて、一つの体験になっているお店でした。
まず店内がかっこいいです。
古民家らしい和の空間に、絵や壺、お皿などが随所に飾られていて、細かいところまで店主さんの美意識を感じます。そこに流れているのが、まさかのジャズ。
和の空間なのに、この日はビル・エヴァンスなどの心地よいジャズが静かに流れていました。この組み合わせがめちゃくちゃおしゃれです。主張しすぎない音量なのも良く、蕎麦を待つ時間から気分が上がります。
食事はまず、そばがきから。
いきなりつゆや薬味で食べるのではなく、最初に蕎麦そのものを味わわせてくれるところから、この店の「蕎麦をちゃんと楽しんでほしい」という気持ちが伝わってきます。そして十割そば。
麺はかなり太めで、しっかり噛み応えがあります。コシもあり、噛みながらじっくり蕎麦の旨味を感じていくタイプ。細い蕎麦をスルスルッとすすって終わり、という感じではありません。さらに面白いのが店主さん。
混雑状況にもよると思いますが、この日は食べ方を丁寧に教えてくださいました。
天そばなら、まず蕎麦だけ。その次につゆ。そして薬味を加えて味の変化を楽しむ。天ぷらは「海老は冷めやすいから最初に食べて」と教えていただき、なるほど、そこまで含めて一番おいしい順番を考えているんだなと。
これだけでも十分楽しいのですが、鴨そばがさらにすごい。
鴨は目の前の鉄板で焼き、店主さんが焼き加減を見ながらつゆへ。ネギやピーマンなどと一緒に食べ進めます。
そして、すぐ蕎麦にはいきません。
まず鴨を食べ切る。
すると、つゆに鴨の脂が少しずつ加わり、そこで初めて鴨そばのつゆが完成する、という考え方です。なるほど。これは面白い。
さらに途中、鴨を焼いた鉄板に蕎麦を直接のせてしまいます。
鉄板に残った鴨の脂と蕎麦を合わせ、焼きそばのように焼いて、そこへ七味唐辛子。香りが一気に立って、これがまた美味しい。
蕎麦屋さんでこんな食べ方をしたのは初めてでした。完全に新体験です。
店主さんもとても気さくで、ただ料理を運ぶのではなく、「自分が一番おいしいと思う食べ方を伝えたい」という熱量を感じました。時間に余裕を持って、店主さんとのやり取りも含めて楽しみたいお店だと思います。
筑波山周辺で、ただ美味しい蕎麦を食べるだけではなく、記憶に残る食事をしたいなら面白い一軒です。
私はまた来たいです。次は最初から鴨そばを一人前、じっくり体験してみたい。少しお店の背景も調べてみました。
茨城県の公式観光情報では、この店舗は古民家を移築した建物で、蕎麦は毎日石臼で製粉。「この道50年」の店主が極太の十割そばを打つ店として紹介されています。
なるほど、実際に食べたあの独特の太さや噛み応えも、長年の経験から生まれたこの店ならではの蕎麦なのでしょう。
公式な沿革はあまり公表されていませんが、2015年の古い訪問記には、店主さんが当時「この地に来て約20年」と話していたという記録も残っています。現在の筑波山麓で、かなり長い年月にわたって蕎麦を打ち続けてきたお店のようです。
運営会社や系列ブランドを前面に出すようなお店ではなく、むしろ店主さん自身の技術、考え方、接客がそのままブランドになっているように感じます。
一組ずつ鴨を焼き、蕎麦を食べる順番まで伝える。
効率だけを考えれば、なかなかできないスタイルです。でも、だからこそ「ゐ田で蕎麦を食べた」という記憶が強く残る。
古民家、ジャズ、極太の十割そば、そして名物店主さん。
美味しかったです。
そして何より、楽しかったです。ごちそうさまでした。
引用元:食べログ
筑波山観光旅行のランチで訪問しました。日本蕎麦が好きで色々食べてきましたが、頂いた鴨汁そばは断トツで美味しいです。
引用元:Googleローカルガイド
蕎麦は人によって好みが分かれますが、十割の田舎風がお好きな方にはたまらないかと。
ご主人が最も美味しい食べ方を丁寧&面白く説明してくれるので、是非楽しみながら味わってみて下さい!普通のお店より時間は必要ですが、決して他のお店では食べられない唯一無二の鴨汁が味わえます。日本酒との相性も抜群でした!
