皆さんこんにちは!東京都あきる野市にある蕎麦屋「桐生庵」の店主、桐生辰夫です。
今回は長野県にある「一本木亭」というお蕎麦屋さんに行ってきました。
この記事は前回の【蕎麦探訪No.9】長野県の「桔梗」と「霧しな」の続きとなっています。
まだお読みになっていない方は、こちらからご覧ください。
今回はお蕎麦はもちろん、木曽郡の観光地にも行ってきました。
馬と触れ合ったり、風情ある町並みを歩いたり…
この記事で少しでも、お蕎麦の感想や旅の様子などを届けられたら嬉しいです。
それでは、どうぞ最後までお付き合いください。
旅の様子はYouTubeでもアップしています。
※当記事には2021年に取材した内容が書かれています。
屋号 | 一本木亭(木曽馬の里おみやげお食事センター) |
住所 | 長野県木曽郡木曽町開田高原末川5552-8 |
営業期間 | 4月~11月(冬期休業) |
営業時間 | 11時~14時 |
定休日 | 水曜日(祝日の場合は営業) |
電話番号 | 0264-42-3225 |
駐車場 | あり |
公式サイト | おみやげ・お食事センター-一本木亭|木曽馬の里 |
ご来店前にお店にご確認ください。
木曽路編第2弾!広々とした高原が広がる「一本木亭」へ
改めましてこんにちは!桐生庵店主の桐生辰夫です。
蕎麦を打ちながら、ブログで美味しいお蕎麦屋さんを紹介しています。
さて。
蕎麦探訪木曽路編の続きとなる、今回の旅。
先ほど「霧しな」というお店でお蕎麦をいただいたのですが、そこから歩いて5分の所にも蕎麦屋さんがあるんです。
せっかく木曽路まで来たのですから、そこでも蕎麦をいただこうと思います。
蕎麦なら何杯でもいけちゃいますからね!
目当てのお店の近くには「開田早生」というのぼりが立てられています。
開田早生(かいだわせ)は、蕎麦の品種のことです。
開田高原の清々しい空気と、高原の寒暖差で生み出された、風味の高い高冷地品種として知られています。
お店「一本木亭」さんに到着すると、広々とした高原が視界いっぱいに広がっていました。
素晴らしい景色ですね。
まずは食事の前に、お店から撮影許可をいただかなければなのですが…。
無事にOKいただきました!
「一本木亭」さん、ありがとうございます。
長野県の蕎麦品種!「開田早生」の手打ち蕎麦とミニカツ丼
「一本木亭」さんの蕎麦メニューです。
- 冷たいお蕎麦
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- ざる蕎麦
- かき揚げざる蕎麦
- とろろざる蕎麦
- 温かいお蕎麦
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- かけ蕎麦
- かき揚げ蕎麦
- すんき蕎麦
- とろろかけ蕎麦
- セットメニュー
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- ソースカツ丼セット
- 鶏の照焼丼セット
すんきとは、古くから木曽地方に伝わる赤かぶの漬物です。
セットメニューにはお蕎麦にミニサイズの丼物が付いているとのことなので、今回はソースカツ丼セット(1,400円)を注文しました。
本日3食目になるお蕎麦です。
ここの蕎麦つゆは、ちょっと甘めに作られていますね。
「開田早生」のみを使った手打ち蕎麦も美味しいです。
そしてソースがかかったミニカツ丼。
以前秩父の蕎麦屋さんでもカツ丼を食べたんですが、そこのカツは既にタレに漬け込んでありました。
同じ蕎麦屋のカツ丼でも、こうした違いが見つけられるのは楽しいですね。
秩父での旅は、こちらの動画をご覧ください。
本日3食目の蕎麦もミニカツ丼も、美味しくてペロッと完食です。
「一本木亭」さん、ごちそうさまでした。
「一本木亭」さんでは食事だけではなく、そば打ち体験も行っています。
興味がある方は、ぜひやってみてくださいね!
心が安らぐ!蕎麦畑の散策と可愛い馬たちとの交流
蕎麦を食べた後は、お店と同じ敷地内にある蕎麦畑を散策しました。
開田高原では春の終わり頃に種まきをし、秋に蕎麦を刈り取って収穫します。
これは蕎麦を刈り取った跡ですね。
時期が合えば、蕎麦の収穫光景を見られたかもしれません。
続いて向かったのは木曽馬乗馬センター。
馬たちが可愛いですね~!
ここでは約30頭の木曽馬が飼育されていて、乗馬や馬車など馬とのふれ合いが楽しめます。
木曽馬はかつて戦で活躍し、明治以降は農耕馬として需要が高まっていました。
厳しい自然環境にも適応した丈夫な身体が、木曽馬の特徴です。
頑固な一面もありますが、人には優しい性格の持ち主だそうですよ。
ぜひ乗馬も体験したかったのですが、バスの時間の都合で諦めることに…。
残念ですが、また次の機会に持ち越しですね。
乗馬できなかった分、たくさん馬たちとふれ合って開田高原を後にしました。
運賃一律200円!安すぎる町営バスに乗って塩尻へ
もう1箇所行ってみたい場所があるので、バスに乗って移動します。
行き先は塩尻です。
開田高原からは距離があるので、バス賃がかさむと思っていたんですが…
なんとこのバス、何時間乗っても200円なんです!
どこで乗っても、どこで降りても運賃一律200円。
めちゃくちゃ安いですよね。
初乗りも後乗りも整理券もないんですが、乗り放題です。
ローカル路線バスの安さに驚きました!
情緒溢れる町並み!日本最長の宿場町でラスト観光
着いたのはこちら、中山道奈良井宿です。
中山道は、かつて京都と江戸を結んだ街道です。
奈良井宿はその中山道沿いに1㎞続く、日本最長の宿場町になります。
情緒溢れるこの町並み、たまりませんね。
奈良井宿には、蕎麦屋さんもたくさんありました。
奈良井宿観光協会によれば、お蕎麦を食べられるお店は10軒以上もあるそうです!
またいつか訪れて食べてみたいなぁ~。
奈良井宿の先に進むと、木曽の大橋を見つけました。
木曽の大橋は、「橋脚」という支柱を用いていないアーチ状の木橋です。
長さは33mで、橋脚を使わない木橋の中では日本一の長さです。
雨が降っていたので橋は濡れていましたが、ちょっと伊勢神宮の太鼓橋みたいな印象を受けました。
何はともあれ、これで今回の観光は終了です。
長野県からの帰り道!今日もごちそうさまでした
お疲れ様でした。
奈良井駅で列車に乗って、帰路につきます。
今回は色々大変なことがありました。
公共交通機関の時間の関係で、なかなか思うように行動することが出来ませんでした。
木曽郡での乗馬も楽しみにしていたんですが、体験できなくて残念です。
バスや列車の旅には、まだまだ課題がありますね。
あまりスムーズにいかない旅でしたが、それでも最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
次回の旅でもお蕎麦屋さんや観光スポットを紹介するので、また一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです。
それでは、また次回の旅でお会いしましょう!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
屋号 | 一本木亭(木曽馬の里おみやげお食事センター) |
住所 | 長野県木曽郡木曽町開田高原末川5552-8 |
営業期間 | 4月~11月(冬期休業) |
営業時間 | 11時~14時 |
定休日 | 水曜日(祝日の場合は営業) |
電話番号 | 0264-42-3225 |
駐車場 | あり |
公式サイト | おみやげ・お食事センター-一本木亭|木曽馬の里 |
ご来店前にお店にご確認ください。
今回の旅の前半では、塩尻駅内にある立ち食い蕎麦と木曽郡にある蕎麦屋に行ってきました。
よろしければ、こちらの記事もご覧ください。