こんにちは、東京都あきる野市にある「蕎麦 桐生庵」の店主、桐生辰夫です。
今回は栃木県佐野市にある「手打そば かみやま」さんで、お蕎麦を食べてきました!
「かみやま」は蕎麦屋の名店と言われるほど、実力と人気が高いお店です。
どうして「かみやま」のお蕎麦はそんなに人気なのでしょうか?
実は「かみやま」の蕎麦の美味しさには4つの理由があり、さらに3つの特徴があるんです。
それが一体何なのか、ぜひこの記事を最後まで読んで確かめてみてくださいね。
もし良ければ下の動画バージョンもご覧ください。
栃木県佐野市の「かみやま」の店舗情報
屋号 | 手打そば かみやま |
住所 | 栃木県佐野市秋山町305 |
営業時間 | 平日 11:00~17:00 土日祝 11:00~18:00 |
定休日 | 木曜日 |
電話番号 | 0283-87-0036 |
駐車場 | 有り 60台 |
公式サイト | TOP│栃木県 佐野市 かみやま そば |
【出発】今回は蕎麦屋の名店と言われている「かみやま」へ!
改めまして「蕎麦 桐生庵」の店主、桐生辰雄です。
撮影当日は、残念ながらあいにくの雨模様…。
しかしそんなジメジメした気分も、美味しい蕎麦を食べて吹き飛ばしちゃいましょう!
今回紹介するのは、栃木県佐野市にある「かみやま」さんです。
蕎麦屋の名店として有名なので、ご存じの方も多いのではないでしょうか?
「かみやま」は、佐野市の山間部にある蕎麦屋です。
静かな佇まいの中で、素材にこだわった絶品蕎麦を味わうことができます。
料理は美味しくてお店の雰囲気も最高という、私にとって特別なお蕎麦屋さんです。
実は以前、お店のご主人に「どうしてここのお蕎麦はこんなに美味しいんですか?」と伺ってみたんです。
するとご主人は「4つの理由があるんだ」と教えてくださいました。
- 先祖代々残してくれた古家
- 店の隣で流れている秋山川の沢水
- 佐野市でとれる玄そば
- 佐野市の景色
「この4つがかみやまの蕎麦の美味さを演出している」とおっしゃっていました。
とても謙虚な言葉ですよね。
美味しさの理由を聞くと「自分の腕がいいから」と答える職人さんが多いので、より一層感動しました。
ご主人の言葉は、今でも私の中で強く印象に残っています。
【かみやまに到着】佐野市の自然に囲まれた癒やしの蕎麦屋
この記事で紹介する「かみやま」は旧店舗となっており、2022年現在では隣に建てられた新店舗で営業されています。
当記事では、撮影当時の旧店舗をご紹介することをご了承ください。
さてさて。
2時間ほど車を走らせて、ようやく「かみやま」に到着しました。
さすが名店。平日でもお客さんがたくさん入っています。
ちなみにお店の横には大きな冷蔵庫があるんですよ。
玄そばを1年間、貯蔵しておくための冷蔵庫です。
一般家庭では滅多に見られないサイズですよね。
お店の周りは木々や花で彩られ、店頭では木彫りのフクロウさんがお客さんを迎えてくれます。
いい佇まいですね。
動画撮影の許可をもらえたので、早速入店しましょう。
本当、いつ来ても癒やされるお店です…。
この雰囲気を感じるだけでも、「かみやま」に来る価値があると思います。
皆さんも是非一度来てみてくださいね。
日常の疲れも「かみやま」の癒やしのパワーで吹っ飛んじゃいます。
【実食】3つの特徴があるかみやま蕎麦
心と体がくつろいでいるのを感じながら、お蕎麦を注文します。
今回注文したメニューはこちらです。
五合盛りそばです。
これは1人で食べるというより家族や友人と分け合って食べるという、栃木では定番の食べ方です。
「かみやま」の蕎麦は短く細めですが、それでもこの量は迫力がありますね。
そして何より美味しそう…!
迫力も期待も充分なお蕎麦です!いただきます。
期待を裏切らない美味しさです。これはたまりませんね。
名店と言われる「かみやま」の蕎麦には、3つの特徴があります。
- 麺が短い
- そば包丁ではなく文化包丁で切る
- 喉越しがとてもいい
麺が短いのは、途中で切れてしまったわけじゃないんです。
わざと短く切っているんです。
「桐生庵」は20㎝くらいの長さで切るんですが、「かみやま」は5~10㎝ぐらいの長さで切っています。
そして「かみやま」は蕎麦を切るときに、そば包丁ではなく家庭で使われる文化包丁を使用しています。
そば包丁を使わずに、さらに普通の長さの半分以下で切るという独特な調理法が特徴です。
そして最大の特徴が、喉越しの良さです。
茹で上がった蕎麦は、秋山川の湧水をたっぷり使って打ち上げます。
冷たくて綺麗な湧水で引き締まったそばは、抜群の喉越しです!
最初に書いたご主人の言葉を覚えていますか?
「秋山川の沢水が、美味しさの理由のひとつ」
まさにその言葉の通りです。
さらにそばの実は農家から直接買い、お店で自家製粉しているというこだわりっぷり!
こんなにこだわっていて、美味しくないわけがないですよね。
美味しさを噛みしめながら、どんどん口に運んでいきます。
気がつけばザルは、ほとんど空になっちゃいました。
どんなに短い麺も残さず、最後の一切れまでいただいて…
ごちそうさまでした。
「かみやま」さん、今回も変わらず美味しかったです。
【ごちそうさまでした】かみやま蕎麦は私の目標です
大満足で「かみやま」を後にしました。
ここでお蕎麦を食べると、いつも幸せな気分を味わえます。
「かみやま」の蕎麦は、私が目標とする蕎麦のひとつです。
私もこんな風に美味しい蕎麦をたくさん作りたいと、いつも考えています。
「かみやま」は佐野市の美しい自然に囲まれたお店です。
繰り返しになっちゃいますが、ぜひ皆さんも「かみやま」に来てみてくださいね。
美味しい蕎麦と最高の風景を、思う存分味わってみてください。
それでは、今回は以上になります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
もしよろしければ、こちらの記事もご覧ください。長野県で2軒の蕎麦屋に行き、さらに巨大ブランコに乗った様子が書かれています。
【蕎麦探訪記No.3】桐生庵店主が長野県の「石松庵」と「ユースビラ白馬とおみ」へ行ってきました (kiriuan-akiruno.com)
屋号 | 手打そば かみやま |
住所 | 栃木県佐野市秋山町305 |
営業時間 | 平日 11:00~17:00 土日祝 11:00~18:00 |
定休日 | 木曜日 |
電話番号 | 0283-87-0036 |
駐車場 | 有り 60台 |
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